プロボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(49=米国)と、同6階級制覇王者マニー・パッキャオ(47)が11年ぶりに再戦すると発表され、注目を集めている。

 9月19日に米ネバダ州ラスベガスのアリーナ「スフィア」で開催。大手動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」が中継する。メイウェザーとパッキャオの〝世紀の一戦〟は2015年5月に実現し、メイウェザーが判定で勝利しており、実に11年ぶりの再戦となる。

 50戦全勝のメイウェザーと、73戦62勝のパッキャオだが、49歳と47歳の〝アラフィフ〟対決になる。ただ、米メディア「ESPN」によると、マニー・パッキャオ・プロモーションズのショーン・ギボンズ社長は「これはエキシビションではなく、本物の戦いだ」と、公式戦になることを断言。「メイウェザー対マニー・パッキャオのエキシビションを誰も期待していなし、誰も見たいとは思っていない。みなさんが見たいのは互いに非常に強いライバル関係にあるこの2人が、勝者になるまで戦う姿だ」と、再戦はエキシビションマッチではなく、〝ガチンコ〟だと強調している。

 ではどんな試合になるのか? ESPNは「どちらのファイターも肉体的には全盛期ではないものの、年齢的には互角であり、見応えのある試合になる可能性は高い」と伝え、引退から復帰した、ベテラン同士のいぶし銀の攻防に期待を寄せている。

 一方で、英「BBCスポーツ」のスポーツジャーナリスト、カル・サジャド氏は「メイウェザー対パッキャオの初戦は、長年誰もが待ち望んでいたものだった。しかし2015年にようやく実現した時には、遅すぎた。そして、期待に応えることは決してなかった。それ以来、再戦を望む声は誰も上げていない。2026年の再戦など、到底あり得ない」とバッサリ。さらに「結局のところ、両選手は古巣への再挑戦で巨額のギャラを手にすることになるが、何よりこの動きは金銭目的であるという印象を拭い去るのは難しい」とまで酷評した。

 果たして、〝世紀のアラフィフ対決〟の行方は――。