ミラノ・コルティナ五輪スピードスケート男子マススタート決勝(21日=日本時間22日)、オランダのヨリト・ベルフスマ(40)が〝パンサラッサ戦法〟で大逃げに成功し、金メダルを獲得した。
1万メートルで銅メダルだったベルフスマは、レース序盤でビクトハル・トルップ(デンマーク)と集団から大きく抜け出す。すると、日本勢の佐々木翔夢(明大)、蟻戸一永(ウェルネット)らほかの選手はついていくことができず。終盤でトルップを引き離して独走態勢に入ると、投げキッスやガッツポーズを見せて〝ウイニングラン〟に入り、そのまま首位でゴールした。
X(旧ツイッター)ではベルフスマの快走を、大逃げ戦法で知られ、2023年末に引退したGⅠ2勝の競走馬「パンサラッサ」と見立てる意見が続出。競馬ファンからは「ベルフスマがパンサラッサすぎる」「マススタートでまさかのパンサラッサが見れるとは」「パンサラッサとかサイレンススズカレベルの大逃げ展開すぎて」といった声が上がった。
レース後にベルフスマは「これ(大逃げ)はもしかしたら成功するかもしれない。(スタート後に)数メートル進んだところで『よし、スピードを上げて差を広げよう』と思った。そうしたら後続の選手たちは反応せず、ある地点で私たちは200メートルのリードを築いた。そこで、今こそ金メダルを狙う絶好のチャンスだと思った」と快走を振り返る。
その上で「(作戦が成功したことは)言葉では表現できない。今日ここで成功したことは、まさにプライスレスです。この素晴らしさを表現する言葉は見つかりません」と満面の笑みを浮かべた。











