【イタリア・ミラノ19日(日本時間20日)発】ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリー(ミラノ・アイススケートアリーナ)で銀メダルに輝いた坂本花織(シスメックス)が、自身の胸中を包み隠すことなく明かした。

 ショートプログラム(SP)首位で迎えたこの日のフリーは、3回転フリップが単発になるミスが出た。すぐさま3連続ジャンプでリカバリーするも、金メダルの座はアリサ・リュウ(米国)に譲った。坂本は「全日本選手権とか世界選手権とか、ここ一番で今まで決めてきた分、何でここで出せなかったかなというのが正直めちゃくちゃある」と涙を流した。

 今季限りでの引退を表明済みで、今大会は最後の五輪。だからこそ、自らを褒めることも忘れなかった。「前回大会よりいい色のメダルを首にかけているけど、それでも悔しいのは、この4年間本当に頑張ってきたこその成長なのかなと思う。もちろん狙っていたメダルの色ではないけど、自分自身に銀メダル以上を目標に掲げていた」と頬を緩めた。

 自身へのご褒美について「1か月くらいイタリアにいるので、速攻で帰ってお寿司を食べたい」とにっこり。金メダルには届かなかったが、ミラノの地でエースの生きざまを示した。