【イタリア・ミラノ19日(日本時間20日)発】ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリー(ミラノ・アイススケートアリーナ)が行われ、2位の坂本花織(25=シスメックス)が147・67点、224・90点で銀メダル。演技後には大粒の涙を流したが、早くも今後の目標を口にした。
今季限りで引退を表明した坂本は、今回が3度目の五輪だった。メダリスト会見では「平昌五輪から4年頑張って、世界選手権とか経験して、北京五輪はすごく大変なこともあったけど、やっぱり団体と個人で両方メダルが取れたのは、自分にとってすごく大きなターニングポイントだった」と回想。
北京五輪後の4年間は「すばらしすぎるぐらいの経験ができて、また五輪に出られて、着実に4年ごとに成長しているのはすごく感じる。3回目の重みは今までの2回とは全く違う感じがした」と神妙に語った。
来季以降は指導者としての第一歩を踏み出す。指導を仰ぐ中野園子コーチからは「今度はあなたが五輪金メダリストを育てていきなさい」と言われたといい「自分自身がコーチとしてこの五輪の場に戻って、チームをメダルに導いていけるように全力でサポートしていけたら」と展望を語った。
金メダルに届かなかった悔しさはもちろんある。「最後の最後やりきれなかったのが本当に心残りではあるけど、ここまで悔しいと思えるぐらい頑張ったってこと。この悔しさを次のキャリアに向けて糧にできたらいいな」。3度の五輪で得た経験は次の世代に受け継がれていく。












