ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリー(ミラノ・アイススケートアリーナ)が19日(日本時間20日)に行われ、ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(シスメックス)が147・67点、合計224・90点をマークし、銀メダルを獲得した。
17日(同18日)のショートプログラム(SP)は、77・23点で2位発進。首位発進の中井亜美(TOKIOインカラミ)とは1・48点差だったが「追いかける方が楽。守らなきゃというものがないので、最後の最後まで爆発して自分の力が出せたら、きっといい演技ができる」。この日のフリーでも会心の演技を見せた。
その坂本は総合力の高さが大きな武器だ。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や4回転ジャンプではなく、安定感のある演技で世界選手権3連覇など、多くの実績を積み重ねてきた。
一部ファンからは大技がないことへの批判もあった。それでも「自分はもうこのやり方で振り切ったから、別に(大技が)ないというのがダメとかじゃなくて、これが自分のやり方だから」ときっぱり。今季限りでの引退を決めていた日本のエースは「大きな区切りが欲しくて、五輪という一大イベントを目指して区切りをつけようと考え、先生方も全員の意見が一致し、決断に至った」。退路を断って挑んだ一戦で、万感の銀メダルとなった。












