ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリー(19日=日本時間20日)で、メダル候補と期待されながら17日のショートプログラム(SP)で13位と衝撃の低迷を喫したアンバー・グレン(米国)が魂の演技で147・52点の驚異的な点数をマークした。
大きな期待を受けたグレンだがSPでミスを連発し、大きく出遅れた。そうして迎えたこの日のフリーでは、トリプルアクセルなど高難度ジャンプを次々と決めて最高のスケーティングを披露。演技を終えると、右手で力強くガッツポーズを見せるなど会心の演技だった。そして得点はシーズン自己ベストとなる147・52点。見事な復活劇を果たした。
世界中を魅了した演技に、中継局のアナウンサーは「浅田真央さんを思い出しました」と2014年ソチ五輪で同様の展開だった浅田真央さんの〝伝説のフリー〟を想起させると指摘。さらにグレンの母国、米紙「ニューヨークタイムズ」は「アンバー・グレン選手の見事な復活劇。女子ショートプログラムで残念な結果に終わったものの、フリースケーティングではほぼ完璧な演技を披露したアメリカ人フィギュアスケーター。『素晴らしい、挽回につながる演技だった。本当に懸命に戦った』」などと速報した。
まさに全米のファンが震える魂の演技だった。












