れいわ新選組の新役員が特別国会召集日の18日、都内で会見した。離党した多ケ谷亮前衆院議員が古巣を批判していることに大石晃子共同代表は互いに批判合戦しない〝相互不可侵〟を呼びかけた。

 会見には共同代表を留任した大石氏、新役員となった奥田芙美代共同代表、山本ジョージ幹事長、伊勢崎賢治副代表が出席し、衆院選で1議席に終わったものの立て直しに尽力することを表明した。

 一方、新体制発足の直前にはイスラエル訪問を問題視され、衆院選で公認されずに離党した多ケ谷氏がXで山本太郎代表や大石氏ら執行部を「政治は金もうけではない」「あなた方こそ茶番そのもの」とぶった切っていた。

「100万以上の歳費が流れ込み」と指摘された奥田氏は「歳費は国から入ってくるお金。その投稿自体が意味不明ということだけ申しあげます。この件に関してはほかにいうことはない」と関与しないことを強調した。

 一方、大石氏は多ケ谷氏が「イスラエルの件では貴方は昨夜の全体会議で私を大嘘つき呼ばわりをしたと伺っています」と言及したことに「多ケ谷さんは批判的に言われたことに多分、憤られている。いたずらに批判をしたいのではなくて、次の方針でどういう党にするかで明確にしたほうがいいということで言及した」と発言を認めた。

 そのうえで「あまりこれ以上、申し上げて再燃させるより、世の中には大問題が横たわっている。私たちは党の基盤強化に注力したい。いたずらに批判し合いは本位でないし、取り上げた文脈もこの党がどうやっていくかの反省課題で述べた意図以外にない。ちょっと理解してほしいなと思うが、(多ケ谷氏が)おられない中で、悪く伝わるように言いたくない」と行き違いがあったとして、これ以上、多ケ谷氏を刺激するようなことは避けたい考えを明かした。