衆院選後、初の各党幹部が集まったNHK「日曜討論」が15日放送され、席順や参加する党の顔ぶれが変わった。

 衆院選では自民党が歴史的大勝を収めた。日曜討論では選挙直前、選挙中を除き、国政政党でも衆参で5人以上の国会議員が所属していることが参加条件となる。司会者から見て、左側の与党側には自民の井上信治幹事長代理、日本維新の会の中司宏幹事長が出席し、変わりはなかったが、右側の野党側は大きく変わった。

 これまで中道が野党筆頭だったが、この日は国民民主党の榛葉賀津也幹事長が座った。中道は衆院選で惨敗。衆院49議席で、野党第1党を維持したが、参院は立憲民主党と公明党は合流せずに別党扱いになるため、衆参の合計では国民民主が上回った。

 野党側のポールポジションを奪った榛葉氏は「実質、野党第1党になった。高市政権と積極財政で協力できるところは協力したい」とニンマリ。2番手となった中道の小川淳也代表は「衆院では第1会派。しっかり権力監視したい」と対抗心をのぞかせた。参院で立憲と公明が中道に合流すれば、再び筆頭の座を奪い返せるが、小川氏は「参院の合流は少し時間の幅を持って、柔軟に考えたい」と話し、見通せない状況だ。

 本来なら参加資格のある立憲と公明は参加せず、野党3番手には参政党で、安藤裕幹事長が出席。続いて、衆院選で11議席と躍進したチームみらいの安野貴博党首、共産党の小池晃書記局長、れいわ新選組は衆院で唯一当選した山本ジョージ政策委員が出席した。

 百田尚樹代表率いる日本保守党と福島瑞穂党首の社民党は衆院で議席ゼロに終わり、ともに参院で2議席有するのみで、国政政党ながらもテレビ討論会から外れる形となった。