ミラノ・コルティナ五輪(ミラノ・スピードスケート競技場)のスピードスケート女子1000メートルが8日(日本時間9日)に行われ、高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分13秒95で銅メダルを獲得。2連覇は逃したものの、次戦以降につながる滑りだった。

 最終組で同走した金メダルのユタ・レールダム(オランダ)に終始リードを許す苦しい展開を強いられた。「自分がやれることを最大限やるという冷静さはあった。スタートでミスしてしまったりとか、自分が普段できていることができなくなるようなことがなかったので、悔しい。ゴールラインを切るまで自分のレースは終わらないので、自分のスケーティングを全うすることは実行できたかなとは思う。ちょっと悔しいですけどね」と苦笑いを浮かべた。

 その一方でレースを重ねるごとに状態は上向いているという。「自分のスケーティングが少しずつ良くなっている感覚は、こっちに入ってきてからもある。まだまだいけると強く信じて進んでいきたい。最終種目の1500メートルまでもっともっと上げていくっていう気持ちを、覚悟をまた新たに持った」と前向きに語った。

 今後は本命の1500メートルだけでなく、女王奪還を目指す団体追い抜き(パシュート)も控えている。「連続でレースが続くので、この悔しさというのをもう一度、もう一ステップ上がっていける糧にしていきたい」ときっぱり。日本のエースに刺激が注入された。