サッカー日本代表の森保一監督(57)が、484日ぶりに公式戦復帰を果たしたオランダ1部アヤックスのDF冨安健洋(27)について言及した。

 森保監督は2日、約2週間の欧州視察を終えて羽田空港に帰国した。1月28日には、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のアヤックス(オランダ)―オリンピアコス(ギリシャ)戦を視察。その際に冨安と直接会話し「非常に良い状態でコンディションは上がってきている。練習にも合流していて、ここからさらにコンディションを上げて、ゲームに出られる準備ができているとは直接聞いた」と明かした。

 冨安は昨年2月に右ヒザ手術を受け、同7月にイングランド・プレミアリーグのアーセナルとの契約を解除。無所属で調整を行っていたが、同12月に6月30日までの契約でアヤックスに加入した。1日にはアウェーのエクセルシオール戦で途中出場し、待望の公式戦復帰を果たした。

 2022年カタールW杯では、1次リーグ初戦のドイツ戦、第3戦のスペイン戦で途中出場ながら勝利に貢献。指揮官も「(冨安は)途中から出場し、相手の攻撃の切り札を全て抑えてくれて、スペイン戦を勝てた。ドイツ戦も相手の攻撃の形を彼が止めてくれて、ビルドアップしてくれて、逆転勝利をつかみとることができた」とその存在感を高く評価する。

 3月下旬には欧州遠征(スコットランド戦、イングランド戦)、そして6月には北中米W杯が控える中で、今後の招集には「90分全てに出てもらえることがもちろん確認できたらいいが、ピンポイントでも、われわれの戦力となり得るコンディションであると見極めた時には招集していきたい」と見解を示し、限定的な〝ジョーカー起用〟も視野に入れている。