伝説的ロックバンド、イーグルスのギタリスト兼ボーカリストのジョー・ウォルシュ(78)が、インフルエンザのため全米ツアーを緊急欠場した。米誌ピープルなどが26日、報じた。

 ウォルシュは現地時間24日、米ラスベガスのスフィアでの常設公演前にインフルエンザに罹患したため、コンサートを欠場した。バンドは50年以上ぶりにウォルシュ抜きで公演を行ったという。

 米ローリングストーン誌によると、ドラマー兼ボーカリストのドン・ヘンリー(78)は「ジョーがひどいインフルエンザにかかってしまったんです。我々は選択を迫られました。公演を全部キャンセルするか、勇気を出して公演をするか、です」と観客に語ったという。

 ヘンリーは「それで今日の午後、ここに来て2時間の緊急リハーサルをしました。そして幸運なことに、このバンドには豊富な(サポート)メンバーが揃っています」と語ったという。

 ウォルシュの広報担当者はピープル誌に対し「厳しくて難しい」インフルエンザと闘っているが「すぐに復帰したいと語っている」と説明している。

 ウォルシュのパートは主に2017年にイーグルスのツアーメンバーとして参加したヴィンス・ギルと、16年に父であり創設メンバーのグレン・フライが亡くなった同年にバンドに加入した息子のディーコン・フライが担当した。ローリングストーン誌によると、ウォルシュがいつも演奏する「ファンク#49」の代わりに、バンドは代表曲「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」を演奏したという。

 ヘンリーは「(ウォルシュは)昨夜のショーから体調を崩していました。でも、勇敢にもショーのほとんどを乗り切りました。ジョーは大丈夫になるでしょう。彼には少し時間が必要です。彼に愛情を注いであげてください」と語ったと報じられている。

 バンドは24年9月からスフィアを常設会場にレジデンシー公演を開始しており、今年は3月まで残り10公演となっている。次の公演は30日に予定されているが、ウォルシュが出演できるかどうかは未定だ。 

 イーグルスは先週、1976年のベストアルバムが、米国だけで4000万枚の売上げを記録し、全米レコード協会(RIAA)から史上初のクアドラプル(4倍)ダイヤモンド認定を受賞したばかりだった。