19日のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第15回に、主人公・木下小一郎(後の豊臣秀長=仲野太賀)の兄嫁にあたる寧々(浜辺美波)の姿がなかった。寧々は第14回も出番がなく、SNSには「不自然」といった受け止めも見られる。

 金ヶ崎の撤退戦で命がけのしんがり役を果たした藤吉郎(池松壮亮)と小一郎の兄弟。病に伏した藤吉郎が悪夢にうなされ目覚めると、目に入ったのは妹のあさひ(倉沢杏菜)だった。小一郎の指示で看病に駆けつけたといい、妻寧々については語られなかった。

 寧々は5日の第13回終盤、朝倉討伐に向かう藤吉郎や小一郎らを木下一族で見送って以降、画面から消えてしまった。藤吉郎に「悪い虫がつきませんように!」とクギを刺す〝厄除け〟の火打石。その後、小一郎の妻慶(吉岡里帆)についてやり取りしたのが直近で最後のセリフとなっている。同回で寧々は、小一郎、藤吉郎、慶に続く4番手の重要キャストとしてクレジット表記されていた。

 X(旧ツイッター)には、「何故寧々が来ないであさひが来る?」「先週も今週もねねが出てないけど、なんで?」「寧々慶推しには不満の残る45分だ!」などと不自然さや素朴な疑問を訴える投稿が寄せられた。

「なんか物足りないな~と思ってたら、秀吉×寧々のイチャコラが無かったんだ!」との指摘も。今作では、木下兄弟に母親なか(坂井真紀)、姉とも(宮澤エマ)と夫の弥助(上川周作)、あさひとその夫・甚助(前原瑞樹)による一族が集まってガヤガヤするのが定番と化している。兄弟が絡むギャグめいたシーンや、藤吉郎と寧々のイチャイチャ場面が騒がしかった。さらには、前田利家(大東駿介)の妻まつ(菅井友香)と寧々の当てつけ合戦もあった。

 ところが、寧々不在では不自然だからか、直近2話では一族集合もなくなった。決死の金ヶ崎撤退戦を成功させた後に、残された寧々らが安堵するシーンがあってもよさそうなところ。13回ではにぎにぎしかっただけに、この2話の静けさは対照的だ。

 直近2話は姉川合戦や金ケ崎など戦が中心エピソードだったため、木下家の女たちは出番が減ったのか。16回予告にもともは何度か映ったが、寧々はいない。浜辺らの続投がこのほど明らかになった、映画「ゴジラ―0.0」(11月3日公開)とのスケジュール重なりでもあったのか…。