立憲民主党と公明党が新党に向けて動き出した。15日、両党はそれぞれ会合を開いて、今後の対応を代表に一任。党首会談では新党結成で合意した。
高市早苗首相は23日召集の通常国会冒頭での解散を決意。1月27日公示、2月8日投開票という日程が濃厚だ。不意打ち解散に対抗すべく立憲と公明党は新党結成に動いたわけだが、両党は解党はせず、衆院議員が先行して新党に参加。公明党は小選挙区から撤退し、比例代表に集中するという案が検討されている。
永田町関係者は「立憲民主党から公明党に小選挙区から降りてほしいとは言えないから、共産党のように自主的に降りることになるのかなと思っていた。新党として一緒になるとは意外な展開だ。公明党の連立離脱以降、自民党関係者からは『次の選挙は下野かもしれない』と悲鳴が上がっていたので影響は大きい」と指摘。公明党の選挙支援が望めなくなった自民党の絶望感は大きい。
もちろんハレーションも起きている。立憲の原口一博衆院議員はX(旧ツイッター)で不満を爆発させている。「新党に合流しない議員に対し、政治資金規正法上の『分党』を認め、資産および法的地位の公平な分割を強く要求します」「解散総選挙を目前にした数合わせのための野合には、大義がありません」と新党構想に反対。別の投稿では「そんな党に誰が入るか」と怒りをぶちまけていた。
新党名にもさまざまな意見がある。新しくできる政党の名前は「中道改革」になると報じられたが、さっそくSNSでは「中国への道?」「略称は中革派かな」とイジられている。ほかにも「党名がダサすぎて選挙日までに浸透するのか」と不評なのだ。
野田佳彦代表はこの日、新党名について「いろんな声が届いている。短期間なので浸透しなければいけない。先走って決まったという報道もあるが、まだ決まっていません」と中道改革に決定ではないと強調した。
立憲と公明党が合体するインパクトは大きいが、党名によっては台無しになりかねない。












