フィギュアスケート女子で2026年ミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)は〝時間の使い方〟にも長けている。
競技と勉学の両立を意識し広域通信制の勇志国際高に進学。現在はネットコースの2年生で、決められた登校日以外はオンラインで受講している。中井にとっては最適な環境だが、国内外の遠征が増えるシーズン中は多忙を極める。「課題を月に1回出さないといけない。試合期間は練習に集中したいので、なかなか練習後とかにできないけど、試合が終わった後にまとめて課題を出している」と明かす。
今季は五輪イヤー。先月は五輪の選考にかかわるグランプリファイナルや全日本選手権を戦うなど、例年以上に心技体の負担が大きい試合が続いた。それでも、与えられた課題は期限内にきっちり提出。担任の高橋桃子先生は本紙に「GPファイナルから全日本選手権までの間に12月分の課題を終わらせて、全日本選手権前に提出していた。短い時間でもきっちり学習に取り組むし、これがトップ選手なんだなと思った」と驚きを口にした。
15日に千葉県内で同校が開いた壮行会では、参加者174人が「アミ推し」と書かれた特製うちわを振りながらエールを送った。中井は「演技だったり結果でしっかりと恩返しできるように頑張りたい。一日一日を大切にして後悔のない日々を過ごしたい」と力を込めた。
五輪までは約20日。残された時間を巧みに使い、メダルへの道を切り開く。












