NHK大阪放送局は13日、朝の連続テレビ小説「ばけばけ」(平日午前8時=総合)に新たに出演する俳優らのコメントを発表した。

 同作の舞台は、明治時代の島根・松江。ヒロイン・松野トキ(髙石あかり)と外国人教師ヘブン(トミー・バストウ)を軸にした人間模様を描く。第20週(2月16日)から舞台が熊本に移り、2人は新たな人々と出会いふれあうことになる。

 ヘブンの同僚英語教師ロバートの妻・ランを蓮佛美沙子(れんぶつ・みさこ)が演じる。

 蓮佛は「何気ないシーンでもふと涙腺を刺激されるほど、一視聴者として物語に没入していたタイミングでオファーをいただき、最初はファンの現場見学のような気持ちで大阪に向かっていました」と明かした。

 さらに「『ばけばけ』の世界に存在できたこと、『べっぴんさん』や『バニラな毎日』でお世話になった大好きなスタッフさんたちとまた作品づくりができたこと、ご褒美のような時間だったなと思います。誰かを思うことや、誰かと一緒に生きていくこと。その美しさや難しさが凝縮された熊本編、楽しんでもらえますように」とアピール。

 また、商売人・荒金九州男役として夙川アトムが出演する。

「今回演じる荒金九州男は、トキの父・司之介と関わることになります。素性がよくわからない男で、どんな仕事をしていて、話すことのどこまでが本当なのか、謎の多い人物です。『ばけばけ』の世界に少し顔を出す、何も残さない通りすがりの男ですが、司之介とどのように関わるのか、楽しくご覧いただけたら幸いです」とコメントした。

 同局での収録は「ちりとてちん」以来、18年ぶりだという橋本淳も出演。

「私が演じた作山先生は、エリート気質で合理的かつ少しドライな一面もありますが、不器用ながらも熱心で、繊細な心を持つ青年です。どうか暖かな眼差しで見守っていただけましたら幸いです」

 田舎の村のさまざまな言い伝えに詳しく、呪われているらしい女性・吉野イセには、朝ドラ初出演の芋生悠(いもう・はるか)が抜てきされた。

「現場では、構えずにいられる時間が続いていました。イセという存在が、物語の中で少しだけ違う呼吸をしていたらと思います」

 同じく初出演で松野家の女中・クマ役の夏目透羽は「女中としての使命を果たすため、ひたむきに励んではいるものの、ちょっとどんくさい、そんなかわいげのあるキャラクターです。撮影現場で『おクマちゃん』と呼ばれるたび、夏目透羽として、身が引き締まる思いになると同時にうれしさが込み上げてきます」と語った。