大相撲の元関脇豊ノ島(42)によるYouTubeチャンネル「豊ノ島のお相撲ちゃん」に、大関経験者の幕内朝乃山(高砂)が出演。1年半前の壮絶な経験を振り返った。

 朝乃山は幕内だった2024年名古屋場所で、左膝前十字靱帯を損傷。手術を受け、長期休場を余儀なくされた。昨年春場所に三段目で土俵に復帰すると、初場所(11日初日、東京・両国国技館)の新番付では幕内返り咲きを果たした。

 朝乃山はケガをした当時について「一山本とやって、押されて土俵際で残ろうとしたんですけど。左足だけで片足軸になってしまって。そこに全体重かかって〝バコッ!〟といったんですよ。自分でも音がわかったんで。頭が真っ白になった。起き上がろうとしたんですけど、起き上がれなくて歩けなくて」と振り返る。

朝乃山(右)が左ヒザを負傷した2024年名古屋場所の一山本戦
朝乃山(右)が左ヒザを負傷した2024年名古屋場所の一山本戦

 続けて「帰ってVTRを見たんですけど(負傷したのは)ヒザなのに、立ち上がろうとしてずっと足を押さえていた。たぶんアドレナリンが出ていて、どこが痛いのかわからなくて。協会の車いすで運ばれてMRIを撮って。お医者さんと話をして『もう一回、相撲をするんであれば、手術した方がいい』と」と明かした。

 その上で「リハビリは本当に苦しかったですね。手術終わった後、足が痛くて動かせなかった」と回想。「(昨年11月の)九州場所もヒザは何も悪化することなく終わることができた。筋力も測ったんですけど、だいぶ右の方に数値も近づいてきているので。良くなってきています」と順調な回復を報告した。