大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)で、RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(28)に挑んだ〝シュートボクシングの絶対女王〟ことRENA(34)が見せ場を作るも2ラウンド(R)1分58秒一本負けで無念の敗北を喫した。

 戦前からイライラを募らせた伊澤の挑発を受け続けた一戦。前日の計量でもRENAが握手を求めるも払いのけられ緊張感が高まっていた。そんな中、試合開始のゴングが鳴らされると、序盤のスタンドの攻防でRENAが右のフックをヒットさせて王者に尻もちをつかせた。

1R序盤、フックでダウンを奪うRENA
1R序盤、フックでダウンを奪うRENA

 この後、追撃に入った右手をとられて腕十字を狙われたがこの危機を脱すると「猪木 vs アリ状態」で寝ころんだ伊澤の足にローキックを放った。しかし終盤、タックルでテークダウンを許すとパウンドを落とされ、これを嫌がったところで背中を見せて首を取られてしまう。そのままリアネイキッドチョークを狙われたがゴングに救われた。

ダウンする伊澤星花
ダウンする伊澤星花

 2Rも流れはそのまま伊澤に傾いた。開始早々タックルでテークダウンされたRENAは、上四方固めの状態からノースサウスチョークで首を狙われる。これをなんとか脱出するも今度はギロチンチョークでつかまり、タップを余儀なくされた。

 見せ場を作りながらも王座奪取とならなかったRENAは試合後、マットにヒザをついてガックリ。この展開にABEMA PPVで視聴できる配信で高阪剛は「一発目で先手を取る所はさすがRENA選手だなと思いましたけれども、試合の作りに関しては伊澤選手が上手いですね」と両者を評価だ。その後、RENAは引き揚げながら笑顔を見せるも涙を見せて「クソー!」と悔しさを露わにした。

 一方の伊澤は「女子格闘技つまんないとか、トイレ休憩とか言われてて悔しかったですけど、盛り上がったので、女子格闘技はこれからが全盛期だと思うので応援よろしくお願いします」と呼びかけ、歓声を浴びた。