レスリングの全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)最終日(21日、東京・駒沢体育館)、男子グレコローマン77キロ級で昨年パリ五輪王者の日下尚(25=マルハン北日本)が優勝した。
この日の決勝では、堀北一咲望(宮崎県スポーツ協会)と対戦し、4―0で勝利。試合後は「(堀北は)パリ五輪まで(練習相手として)連れていった相手で、手の内も全部ばれていた。必要以上に警戒しすぎて、展開が作れなかった。やっぱり悔いが残る」と反省の言葉を口にした。
一方で、次なる目標には「世界選手権は正直、考えていない。自分の中の優先順位は、名古屋のアジア大会で優勝すること」と、自国開催の大会に照準。その理由を「みなさんのようなメディアが集まってくれる。メディアが集まった場で勝たないと意味がない。(今年)世界選手権2位になっても、やっぱり何もないし、これが現実」と説明した。
日下は相撲経験を生かした前に出るレスリングが特長。アジア大会でも「日本の国技である相撲を使って、世界の相手を投げ倒していきたい。アジア大会で優勝して、僕が最強なのを証明したい」と闘志を燃やした。
また、この日は男子フリー65キロ級でパリ五輪金メダルの清岡幸太郎(24=カクシングループ)が優勝。前日20日には、妹のもえも女子52キロ級を制しており、兄妹Vを達成した。













