レスリングの天皇杯全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)初日(18日、東京・駒沢体育館)、〝野獣〟藤田和之の長女・眞妃琉(17)が女子76キロ級に出場した。

 前橋育英高2年の眞妃琉は、今夏のインターハイ(高校総体)の同階級で優勝し、2連覇を達成。天皇杯に初出場し、初戦で元U―23世界女王の松雪泰葉(26=ジェイテクト)に0―7で敗れた。

 試合後に「全日本選手権は初めてだったので、(コーチから)『思い切りやってこい』と言われていた。自分もチャレンジャーの立場なので、やってきたことを出していこうと思っていたけど、出し切れずに終わってしまった」と振り返った。

 それでも「試合全体で押される場面が多かったけど、パワー的には使い方次第で通用すると思う。フィジカルを生かすために、技術的な部分を勉強していきたい」と前を向いた。

 この日は、父も会場に応援に駆け付けた。試合前には「楽しんでおいで」と声をかけられたといい、眞妃琉は「あまりプレッシャーになることは言わないでくれて、自分が力を出せるように支えるような言葉をもらえた」と父への感謝を語った。

 女子レスリング界のホープは「高校の試合で結果を残しても、全日本の舞台で勝たないといけない。まだまだ練習が必要だと思う」と、さらなる成長を誓った。