今季の年間表彰を行う「Jリーグアウォーズ」が11日に開催され、J1柏のMF小泉佳穂(29)が初のベストイレブンに選出された。

 壇上に柏カラーのチェックのシャツで登場した小泉は「サッカー人生の中でも一番楽しい1年だった」と、柏に加入した1年目を振り返った。

 近年、柏はJ1残留争いに巻き込まれるなど低迷していたが、今季から浦和時代をともにしたリカルド・ロドリゲス監督も指揮を執り、〝申し子〟として、小泉はチームの要として攻守にわたって貢献。35試合7得点4アシストを記録した。

 授賞式後の取材では、初選出の要因を「間違いなくチームの好調が最も大きな一因。僕はチームのスタイルを体現する上で、チームが評価されていることに対して、僕が代表してこの賞を受け取っていると思う」と、〝チームの顔〟としての自覚を見せた。

 柏から同じく選出されたDF古賀太陽(27)は、小泉の頼もしさを「佳穂君なしの今のチームは考えられない。プレー中もまず佳穂君を探すし、佳穂君に良い状態でボールを預けたい思いながらプレーしていた。本当に心臓というか脳というか。いろいろな部分を担ってくれて感謝しかない」と明かした。続けて、チームの低迷期も経験した古賀は「本当に苦しい状況のチームだったにも関わらず、来てくれたことに感謝しかない。だからこそ一緒に賞を取ってくれて本当にうれしい」。チームの優勝争いの立役者となった小泉の来季の活躍に期待だ。