元兵庫県議への名誉毀損の罪で起訴された政治団体「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志被告が10日、自身や同党が抱える債務の私的整理の開始を表明した。

 先月逮捕された立花被告は起訴後に保釈請求したが、認められずに現在も勾留が続いている。勾留の長期化や今後、刑事裁判が続く状況で、立花被告は債権者に向けて、「私的整理開始のご連絡」と題した文書を公表した。

「立花孝志、NHKから国民を守る党は、党首の立花孝志の不在により、債権者皆様への支払いが困難な状況(支払不能)となっております。つきましては、今般、私的整理を開始させていただきますことをご報告申し上げます。現在、立花孝志には約1000万円前後、NHK党には約2000万円前後の資産がありますが、予想するところ立花孝志には約5億円以上、党には2億円以上の負債があり、これを債権者の皆様へ満額お支払いする能力に欠ける状態です」と説明した。

 今後、来月1月30日を期限として、債権者の債権額や請求権行使の有無を確認し、確定させたうえで、私的整理での和解提案を進めたいという。反対が多い場合は自己破産に移行する予定だとした。

「ご迷惑をおかけした債権者の皆様、関係各位、そして党員・支持者の皆様に改めて深くお詫び申し上げます」と結んだ。