破産手続き中のみんなでつくる党の第4回債権者集会が30日、東京地裁で行われた。

 同党は昨年3月に約11億円の負債を抱え、債権者申し立てによる破産手続きの開始が決定し、これまで債権者集会が3回開かれていた。みんつく党の大津綾香党首が政党プロモーション・広報の業務委託費として、4150万円を支出していたことで破産管財人は損害賠償請求の訴訟に踏み切っていたが、その後、和解。この日までに4150万円全額が回収されたことが報告された。

 また「おおつあやか後援会」に送金された2000万円の返金訴訟では、既に約1300万円が仮差し押さえられ、残り700万円についても大津氏側は和解を申し入れているという。

 一方、みんつく党の明ヶ戸亮太幹事の後援会に昨年11月から今年2月にかけ、約157万円が寄付として、振り込まれていたことに破産管財人は「破産申し立て後またはその前6月以内にした無償行為に該当し、否認対象行為であるとして、党役員後援会に返金要請していたが、応答がない」と否認訴訟を提起した。旧NHK党の副党首だった大橋昌信氏に対しても約82万円の支払いを求める訴訟提起に踏み切ったという。

 破産財団の回収額は約2億6000万円に上る。負債総額は届け出ベースで約16億円に上るものの11億円台に収まる見込みで、債権者側の弁護人を務める村岡徹也氏は、今後、大津氏側から回収が見込める2000万~3000万円、管財人報酬や手数料などを差し引いて、約2億5000万円が債権者に配当される金額と見込んだ。

 また党が立花氏へ貸し付け処理していた約3億5000万円については、管財人は訴訟提起などをしていないが、立花氏はこの日、参院選での国政政党復帰を前提に返金する意向を示した。

 次回の債権者集会は10月27日の予定で、大津氏側が破産手続きに不服としての最高裁への特別抗告はいまだ判断が出ていない。