【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
12月5日第1試合 南1局0本場=中田花奈(B)、阿久津翔太(サ)、醍醐大(フ)、鈴木たろう(ド)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。新規参戦選手の活躍が目立つ今シーズン、躍動しているのが中田選手です。この試合で早くも5勝目をあげました。自身でも言っているように守備的な選手でしたが、今シーズンは割り切って攻めているなというイメージで、攻守のバランスが良くなったと感じています。
僅差のトップ目で迎えた南場の親番では、4巡目に阿久津選手からリーチが入ったのを受けてまずは現物の4萬を切ります。最初は守備的でしたが7巡目に7筒を持ってきて、さらにドラ6索を引いての789三色が見えてきたことで、3索をしっかり押しました。
分岐点となったのは13巡目です。捨て牌3段目に入り、自身は一向聴。通っている牌も増えたことから多くの人が降りそうですが、ここは8索をプッシュしました。リーチ宣言牌が4索で、467と持っていないことが多いので58索は出てこないという読みも入っての8索切りでしょう。以前だったら自身は愚形残りだし、もう巡目も少なく、トップ目からラス目に放銃したくないと、降りていたかもしれません。
15巡目には5筒を重ねて、カン8筒でリーチ。8筒は阿久津選手の現物で、残り2人が降りているにもかかわらず合わせられていないということは山にいそうと判断したのです。実際に2枚残っており、すぐに掴んだ阿久津選手から一発でアガって7700点の加点となりました。
いかにも山に残っていそうと言っても、巡目がかなり遅かったのでリーチに行くか難しいところでしたが、しっかりと押し切りました。連荘となった次局の親番では6000オールをアガりトップにかなり近づいたので、もしこの局で降りていたとしたら展開は大きく違っていました。
リーチ判断もそうですが、8索を押したのは見事の一言でした。今シーズンの中田選手を見ていて最もいいな!と思ったのは、牌を切るスピードがゆっくりになったことです。昨シーズンまではめちゃくちゃ早く打っているなと感じていました。今は早く打たなきゃいけないということよりも、しっかりと考えて選んでいるというのが分かります。それが12月5日時点で5勝、プラス188・1ポイントという好成績につながっているのかもしれません。















