【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】

 11月20日第1試合 南1局1本場=岡田紗佳(サ)、醍醐大(フ)、東城りお(B)、勝又健志(風)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今期12戦目にして初トップを取ることができました。南場の親番では3連続で満貫をアガることができたのですが、自分の中では難しい分岐点がいくつもありました。

 4000オールをアガった後の南1局1本場の6巡目、中を持ってきてトイツになりました。手の内にドラドラ赤があり、普通だったらカン3萬払い一択なのですが、ポイントとなるのが勝又選手の国士無双を狙っているっぽい捨て牌です。中を1枚持っていると想定するとタンヤオに向かう人もいそうです。私は他の2人が中を切ってくれる可能性があること、中がなくてもタンヤオのターツは足りていることから、2萬を切りました。ただ、5萬とかを引いたら中を切りたいので、しばらく4萬は引っ張ろうと考えていました。

 勝又選手から、自分の中で一番鳴きやすい6索が出たのでチー。まだここでも中とタンヤオの両天秤です。すぐに中がアンコとなり完全一向聴になったところ、東城選手のリーチ宣言牌をポンしてテンパイし、ツモることができました。

勝又選手の6索をチー
勝又選手の6索をチー
中をアンコにして7筒をツモ
中をアンコにして7筒をツモ

 その次の局も選択肢がありました。役牌ドラ赤の5800点以上をアガる構想で序盤に中をポンした後、4萬をチーしませんでした。47萬という一番いいターツを鳴いてしまうとドラを切るか筒子の受けを減らして切るしかなく、打点も下がって確定で愚形残りの一向聴になってしまします。降りるに降りれないような形で、リーチと勝負せざるを得なくなるかもしれないので、スルーしました。この判断がうまくいき、満貫のアガリにつながりました。

4萬を鳴かなかった場面
4萬を鳴かなかった場面

 このまま逃げ切りトップを取れました。終わった後はうれしいというよりも安心の気持ちが強かったですね。振り返ると2021―22シーズンは年越しで初トップとなり、めちゃくちゃ焦っていました。昨シーズンも自身最終戦までトップを取れませんでした。今シーズンも正直、徐々に焦りが出てきてピークだったのが11月10日に連闘した時です。1戦目2着でそこそこ手も入っていたことから、早くトップが取りたくて連闘権を使いました。2戦目はラスが濃厚だったところからギリギリ3着になれて、やっぱり焦っちゃダメだなとつくづく感じました。

 自分の成績を見た時に、11戦トップがないにしてはそこまでマイナスしていないな、まだこらえているなと改めて感じて、この試合もラスにならなきゃいいやという気持ちで臨んだのが良かったのかもしれないです。この勝利を第一歩として、これからどんどんトップを取っていきたいです。