台湾有事に関する先日の高市早苗首相の国会答弁に対し、中国が反発し、日中関係の緊張が高まっている。先月中旬、中国外務省領事部が中国国民に対し「近い将来、日本への渡航を控えるように」と強く求めたことで、日本への観光客が急減した。その結果、中国の海外旅行人気目的地が大きな入れ替わりを見せている。中国の国営通信社・中国新聞社が運営するメディア「国是直通車」が1日、伝えた。
複数の旅行プラットフォームが公開したデータによれば、中国人の日本旅行の人気は最近明らかに低下し、〝日本の代替〟効果が加速しているという。
タイは中国人海外旅行の人気目的地で再び1位に返り咲いた。ある旅行サイトのデータでは、2026年1月15日~2月10日における中国人観光客の海外旅行先で、タイのホテルの予約数がトップとなった。かつて中国人の海外旅行先ランキングで首位だった日本は、すでにトップ10から脱落している。
タイ以外にも、中国人観光客の行き先は分散している。同程研究院は「日本の代替効果は11月下旬から加速しており、韓国、インドネシアなどアジアの主要経済圏が最大の受益者となる。韓国旅行の人気は、近年同時期で最高水準に達する見込みだ」と指摘する。
さらに同研究院によれば、従来、日本に向かっていたスキー旅行需要は、より多くがカザフスタンや北欧地域(デンマーク、スイス)へ移行し、国内(黒竜江省、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区など)のスキーリゾートも〝北海道の代替〟として人気が高まる可能性があるという。












