政治団体「NHKから国民を守る党」の斉藤健一郎参院議員が14日、国会内で会見し、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が12日の参院予算委員会で「自民会派とNHK党会派が合流」との発言に抗議していたことで、杉尾氏や立憲側からの反論に応じた。
杉尾氏が高市早苗首相を問いただした発言に斉藤氏はすぐさま参院選で浜田聡氏が落選したことで、NHK党会派は消滅したことを説明。「国会の中でNHK党の会派は存在しない。自民党とNHK党が会派を組むことは制度上あり得ない。意図的な虚偽発言」と追及し、参院予算委員長に杉尾氏の発言訂正を求めていた。
これを受けてか、杉尾氏は14日、X(旧ツイッター)に「(斉藤氏の)主張は事実無根であり、立憲民主党として見解をまとめ公表しましたのでお知らせ致します」と投稿した。
立憲民主党SNS対応チームのXアカウントでは「齊藤健一郎参議院議員は自民党と統一会派を組んでいたのは「『無所属』の齊藤健一郎」である旨主張していますが、同氏は今現在NHK党の副党首を務めており、その主張は一般的用語の使い方として無理があります」と指摘。
続けて「参議院運営上の『会派』は参議院先例上2人以上とされていますが、立法事務費交付法上は1人会派も認められており」「自民との統一会派解消後の11/11に再度会派結成届を提出しています」と斉藤氏が立法事務費の交付を受けるための会派結成届を申請していることを挙げた。
その上で「『自民党とNHK党が統一会派を組んだ』旨の杉尾議員の予算委員会質疑は事実に反するものではなく、7/20の選挙の結果NHK党の参議院議員が1人になり会派が消滅したので『杉尾議員の予算委員会質疑は意図的虚偽である』旨の齊藤健一郎参議院議員の主張は、妥当なものとは言えないと考えられます」とした。
斉藤氏はこの日の会見で、立憲側の反論にあきれ気味に「国会内にNHK党会派というのは存在しない。もうそれ以上でもそれ以下でもない。正しく情報を知っているはずの国会議員が国会の場で、しかも高市総理に真実でない書類を見せ、政権を陥れるようなことをしたらダメ。事実として会派はない」と改めて、苦言を呈した。
政党と会派は別物で、国会運営は2人以上の議員が所属することでの会派主義がとられている。会派の解釈で、立憲側は「立法事務費交付上の1人会派」の概念を持ち出した形だが、参院の公式ホームページでは「会派は2人以上の議員をもって結成する。議員辞職等により会派の所属議員が1人となったときは、消滅する」と定め、立法事務費の交付を受ける会派に関しては1人でも可能だが「院内団体たる会派との間で要件が異なる」と説明している。












