大相撲九州場所2日目(10日、福岡国際センター)、横綱大の里(25=二所ノ関)が幕内伯桜鵬(22=伊勢ヶ浜)を退けて初日から連勝。2連覇に向けて順調な滑り出しを見せた。

 伯桜鵬には新横綱から2場所連続で金星を配給。この日は立ち合いで呼吸が合わない場面もあったが、右上手をつかんで力強く寄り倒して完勝。番付の違いを見せつけた。

 取組後の支度部屋では「しっかり流れの中でできた。考えてくると思ったし、2連敗している相手なので。立ち合いで合わなかったけど、いつもなら気持ちが乱れるところ。もう一度立て直していった」とうなずいた。

 審判長の九重親方(元大関千代大海)は「横綱相撲。寄せ付けなかった。(直近で)負けた2番は伯桜鵬のムードのまま制圧された感じ。どっしりしておけば、横綱相撲になる。しっかり当たって右上手を取った。〝つかまえてしまえば〟という考えが良かった。体の寄せ方は横綱が抜群にうまいし、土俵際で腰も下ろせる。上手を取られて止められてしまえば、伯桜鵬は何もできない」と絶賛した。

 大の里は「(15日間は)長いですけど昨日、今日と良かった。またつなげていきたい」。優勝候補の大本命に死角は見当たらない。