フィギュアスケートのペアで活躍する長岡柚奈(木下アカデミー)が〝北の大地〟への思いを明かした。

 北海道出身の長岡は2023年春に森口澄士(木下アカデミー)とカップルを結成し、拠点も京都に移した。結成3季目の今季は9月の最終予選で26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠を獲得。日本勢の2枠目確保に大きく貢献すると、グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(11月7、8日、大阪)では合計202・11点で4位に入った。9日の一夜明け取材で長岡は「自己ベストはうれしいけど、表彰台まで1・68点差だったと後から知って、悔しい気持ちがすごい出てきた」と率直な思いを語った。

 長岡は冬季期間限定で札幌市円山総合運動場内に設営されるリンクでスケートに親しんだ。北海道はスピードスケートやアイスホッケーが盛んだが「私や姉、いとこはみんなフィギュアの靴を履いてやっていた」と笑う。その後札幌市の冬季教室に通うなどして、本格的にフィギュアスケートにのめり込んでいったという。

長岡柚奈(上)を持ち上げる森口澄士
長岡柚奈(上)を持ち上げる森口澄士

 北海道出身のフィギュアスケート五輪代表はまだ誕生していない。道産子初の快挙へ「北海道から初めてということで、北海道の連盟の方も『北海道から初めてフィギュアスケートの五輪選手が生まれるかもしれない』と喜んでいる声が届いてるので、全日本選手権で選考していただいて、五輪に出られたらなという気持ちはすごくある」と意気込んだ。

 この日はエキシビションに登場し、リンクに寝そべる森口が長岡を持ち上げてベンチプレスをするなど、森口が自慢の筋肉を随所にアピール。話題にもなった「筋肉パフォーマンス」で会場を魅了した。