自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が20日、国会内で会談し連立政権を樹立することに正式合意した。21日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で、維新は高市氏に投票する方針で初の女性首相誕生が有力となった。
まさに総理への執念だ。10日に公明党が連立離脱を通告し、総理のイスが遠ざかった。先週、講演会に出席した高市氏は「自民党総裁になったけど総理になれないかもしれない女といわれている高市早苗です」と自虐する一方で「こういう時もあきらめない。首相指名のその瞬間まであらゆる手を尽くす」と意欲を見せていた。自公連立解消からわずか10日で電撃的に維新との連立政権樹立に合意した。
連立の立役者となったのが萩生田光一幹事長代行だという。「萩生田さんと(維新の)遠藤(敬国対委員長)のホットラインで動いた。萩生田さんから連絡を受けた遠藤さんが『高市さんが話したいと言ってる』と言って吉村さんにつないだ。萩生田さんはいろいろなところにネットワークを持っている。ここで何をしないといけないかが分かる人。萩生田さんがいなかったら話ができなかったかもしれない。政局は何が起こるか分からないから日頃からの人間関係がすごく重要」(自民党関係者)
公明が連立解消の理由の一つとして挙げたのは、裏金問題で処分を受けた萩生田氏の幹事長代行での起用だった。「結果的に考え方に違いがあった公明と別れ、維新と連立を組めたことで高市さんはやりやすくなる。友達が少ないといわれる高市さんにとって萩生田さんはありがたい存在」(前同)
高市政権の船出はいかに。












