元日本代表FW武田修宏氏(58)が「ドーハの悲劇」と言われる1993年の米国W杯アジア最終予選イラク戦で途中出場した際の詳細について明かした。

 元日本代表MF鈴木啓太氏(44)のユーチューブ番組に出演。勝てばW杯初出場が決まる最終イラク戦で2―1とリードして迎えた後半36分から出場するもチームはアディショナルタイムに同点弾を許し、W杯切符を逃した。途中出場で勝利に貢献できなかった武田氏は「あのときも批判されたのは俺だけど…」と振り返った。

「その前の試合の韓国戦に残り10分に出て前からプレスして逃げ切ったんだよね。1―0で韓国に勝ってて。W杯予選で韓国に勝った試合があった流れがあって。今回(イラク戦)も同じ展開で2―1だから」とし「指示というか、俺もベンチにいたけど、迷っていたんだよ、オフト監督は。北沢(豪)なのか、誰を使うか。中盤の運動量が落ちてきて、みんな動けないから。でも前試合で勝った流れがあったから」という。

「指示がどうなのかというより、オレが出たときは前からプレスして積極的に行こうって印象だったと思う」とした上で「暑かったし、アラブのワーオワーオっていう(サポーターによる)あの音楽、暑さプラス耳から入る音って。なかなか経験ないじゃん。暑さと音楽が異様に(影響した)。そのシチュエーションは独特だった」と語っていた。