年末は総力戦だ! 総合格闘技イベント「RIZIN.51」(28日、愛知・IGアリーナ)を終え、榊原信行CEO(61)がインタビューに応じ、今後の展望を語った。RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(36=ブラジル)と同フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)の強さが際立つ結果に。ここから流れは、大みそかのさいたまスーパーアリーナ大会に向けて一気に加速することになりそうだ。

 ――年末に向けて現時点での展望は

 榊原CEO(以下、榊原)大みそかは、今ベルトを設定している階級全てのタイトルマッチ開催も考えたい。フライ、ヘビー含めて「6大タイトルマッチ」開催の可能性もあります。あとは10年の歴史を彩った選手たちがどうなるか。〝他の団体との契約が独占的にある選手〟以外は総出演させたい方向です。ケガの問題があるので、その調整が必要だと思いますけど、投入できるものは全て投入して10周年の締めくくりを盛り上げたいです。

 ――28日の試合後に浮上したサトシとシェイドゥラエフの王者対決は

 榊原 全然あるんじゃないですか。

 ――やるとなればシェイドゥラエフが階級を上げてサトシに挑戦すると

 榊原 でしょうね。サトシ次第ではあるけど前、話をした時に「シェイドゥラエフが階級を変えてくるなら逃げない」って言っていましたから。

 ――一方でシェイドゥラエフに朝倉未来が挑戦する可能性もありそう

 榊原 未来もチャレンジするに十分な実績をここ2試合で積んでいるのは事実ですからね。本人の考えに、僕らはしっかり向き合いたいところではある。ただ正直、未来にシェイドゥラエフを今ぶつけてどうなんだっていうのが…。(ビクター)コレスニックやクレベル(コイケ)があんな感じ(で負けるよう)だと。それぐらいの圧倒的な強さというか。

 ――あまりにも強すぎる気がします

 榊原 ただ未来本人はシェイドゥラエフ攻略に自信を持ってたりするし。とにかくファンに届けるものとして、10周年を締めくくる上で何がいいのかというのを総合的に考えたいなと思います。

 ――右肩のケガで戦線離脱している平本蓮(27)の参戦の可能性は…

 榊原 本人はたぶん今すごいジレンマを抱えていて。1日も早く復帰したくて大みそかに旗を立てて準備はしてるんだけど、思いのほか回復に時間がかかってるというのも事実なんです。ここで中途半端にMMAの試合を組むのもどうかなと。

 ――先を考えれば強行出場だけは避けたい

 榊原 そう。だから、大みそかなんでちょっと〝違うこと〟も考えてもいいかなと思ったりもしています。そこはもう1か月ぐらい状況を見た中で決めたいです。いずれにしても、来年は主役として3試合ぐらいは活躍してもらわないと困るし。本人的にも、相当ストレスたまっていると思うし、年齢的にもいい年になってきてますから。フェザー級戦線を大いにかき回してほしいんで、そこにあまり水を差したくないっていう思いがありますね。