大相撲秋場所8日目(21日、東京・両国国技館)、横綱大の里(25=二所ノ関)が幕内平戸海(25=境川)を下して7勝目(1敗)を挙げた。
大の里は、平戸海を力強く押し出した取組後に「落ち着いていけた。中日を終えて1敗? まだ中盤戦なので。しっかりもう一週間、目の前の一番に集中していきたい」と表情を引き締めた。
新横綱として迎えた先場所は、昭和以降ワーストに並ぶ金星4個を配給。引く悪癖を露呈し、優勝争いに絡むことができなかった。
この日の取組前に伊勢ヶ浜親方(元横綱照ノ富士)が、大の里の課題をこう指摘していた。「下がった時に腰の軽さがある。馬力は以前から持っているものがあるから、それを立ち合いから生かした上での相撲はいいんだけど。基本的にそれ(立ち合い)を止めれば、その後の相撲が雑なところはある。今のところは(弟子の平幕)伯桜鵬と(横綱昇進後に)2回やって2回負けているし、そういうところを直していくのは本人もわかっていると思う」
それでも、この日は平幕相手に快勝し、中日を1敗で折り返した。両横綱が優勝争いを引っ張る展開に「しっかり自分のやるべきことがあると思うので。目の前の一番に集中していきたい」と力を込める。
雪辱に燃える大の里が真価を発揮し、横綱初Vを果たせるか。












