レスリングの世界選手権4日目(16日=日本時間17日、ザグレブ)、非五輪階級の女子59キロ級決勝で尾西桜(19=日体大)がウクライナ選手にフォール勝ちし初の金メダルを獲得した。また、男子フリー65キロ級決勝ではパリ五輪王者、清岡幸大郎(24=カクシングループ)がイラン選手にテクニカルスペリオリティーで敗れ銀メダルだった。
ピンチを乗り越え頂点をつかみ取った。先制したものの、相手に6ポイントを奪われ劣勢に。それでも「大丈夫。時間はまだある」と気持ちを入れ替え、怒とうの攻めで圧倒。フォールで勝負を決めた。「うれしいです。(世界選手権は)憧れだった。本当に楽しい試合だった」と笑顔を見せた。
五輪4連覇の伊調馨コーチがセコンドで見守った。「心強かった。感謝の気持ちです。『よく頑張った』と言ってもらえた。馨さんのように強くなれるようもっと頑張ろうと思う」と気合を入れた。
目標は2028年ロサンゼルス五輪。今後は五輪階級での戦いが待っている。「階級は上げます。ギアを上げて準備を進めていきたい」と力を込めた。
また、清岡はパリ五輪決勝と同じ相手にまさかの結末となった。「自分の勝ちへの執念と、相手の悔しさ。勝ちに対する気持ちで差が出たと思う」と振り返った。
なお、男子フリー97キロ級の吉田アラシ(日大)、女子55キロ級の内田颯夏(日大)が3位決定戦をともに制し、銅メダルを獲得した。













