フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(トヨタ自動車)が16日、19日開幕の中部選手権(愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)を欠場することがわかった。同日に自身のインスタグラムで発表した。

 小学校の卒業文集に「オリンピック(五輪)で優勝」と記したスケーターは、16歳でグランプリファイナルを初制覇。全日本選手権も2度制して、日本人女子2人目の4回転ジャンプ(サルコー)も成功させた。ところが、2022年北京五輪シーズンに右足首を負傷。その後は思うように痛みが引かず、直近2シーズンを全休した。

 今シーズンは26年ミラノ・コルティナ五輪イヤー。五輪への道をつなぐには12月の全日本選手権(東京・国立代々木競技場第一体育館)で優勝する必要があったが、右足首の完治を最優先にしたという。現在はジャンプの練習などをセーブしながら行っている。

 インスタグラムでは「右足の回復は順調で、ほぼ完治の状態まできております。しかし、あと一歩で完全には回復しておらず、高難度のトージャンプを複数回出ると痛みが出ることもある」と現状を説明。

 その上で「今回は安全面を考慮し、中部大会は欠場する判断にいたりました。今は、まだ新たな挑戦に向けても前向きに取り組んでおります。今回の決断は苦渋のものでございましたが、引き続き復活に向け、全力で努力してまいります」とつづった。