新日本プロレス13日の後楽園大会で、NEVER無差別級6人タッグ王者の矢野通(47)、YOH(37)、マスター・ワト(28)が、棚橋弘至(48)、エル・デスペラード、田口隆祐(46)組の挑戦を退け、初防衛に成功した。
本隊同士による王座戦は、互いに譲らない一進一退の展開が続く。両軍入り乱れての攻防から、王者組は矢野とデスペラードが棚橋のプランチャを浴びてワトが孤立してしまった。
それでもワトは田口のどどんを切り返し、丸め技の応酬に。通天閣ジャーマンこそカウント2で返されたものの、最後はレシエンテメンテⅡで鮮やかな逆転勝利を収めてみせた。
さらに試合後は、9月15日登別大会で棚橋と「ファイナルロード」での対戦を控える矢野がまさかの蛮行をはたらく。場外で棚橋を急襲すると、Tシャツで首を絞めてパイプイスを振り下ろす。さらにバックステージへと連行し「晒せ、お前の醜態を! 棚橋、オイ、バカヤロー! 次で終わりにしてやる。覚悟しとけ、バカヤロー!」と踏みつけながら罵倒した。大ダメージの棚橋は体を起こすと「そういうことか。分かった、分かったよ。矢野ー! 矢野ー! 俺の全部を見せてやるから」と不敵に宣言した。
両者は今でこそ本隊で共闘し「トオルとヒロシ」のタッグチームとしても活躍しているが、かつては激しい抗争を繰り広げていた。来年1月4日東京ドーム大会での引退を控える棚橋と、すべてを清算するために、矢野があえてかつての姿をさらけ出した格好だ。
実に20年以上にも及ぶ2人の物語のクライマックスは、果たして――。












