新日本プロレス13日の後楽園大会で、Yuto―Ice(ユウト・アイス=28)とOSKAR(27)の「ノックアウトブラザーズ(K.O.B)」がIWGPタッグ王座(現王者はタイチ&石井智宏)取りへ猛デモを敢行した。

 8月有明大会で海外武者修行から凱旋した2人は「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」に加入。28日神戸大会でのタッグ王座が決定している。この日の大会ではクラーク・コナーズとのトリオでタイチ&石井&TAKAみちのく組と対戦した。

 前日12日後楽園大会から新日本マット再合流を果たした石井とは、初の前哨戦となったK.O.Bだったが勢いは止まらなかった。ICEがタイチとの打撃戦からカウンターの膝を叩き込むと、K.O.B(ICEのキックとOSKARのツームストーンパイルドライバー)を狙う。

TAKAみちのく(中)を合体技で仕留めたYuto-Ice(左)とOSKAR
TAKAみちのく(中)を合体技で仕留めたYuto-Ice(左)とOSKAR

 これを石井に阻止され反撃にさらされたものの、TAKAのみちのくドライバーを逃れたICEが強烈なハイキックで再逆転。タイチに連係式ラリアートをさく裂させると、石井には唾を吐きかけてからのナックルパートを叩き込んでグロッギー状態に追い込んだ。会場からの大ブーイングにも何のその、最後はTAKAをK.O.Bで沈めてみせた。

 バックステージではOSKARが「神戸で俺たちがチャンピオンになる。新しいタッグのリーダーだ」と力強く宣言した。ICEも「俺はカッコよく飛んだり跳ねたりとかよ、オシャレにサブミッションとかでやるようなプロレスはやりたくねえんだよ。バチバチにしばき合う、ボッコボコに殴り合う、男と男同士の心の底から湧き出るような感情を持ったすげえケンカがしてえんだよ」と豪語。「俺はこれだけは譲れねえんだ。プロレスラーが一番ケンカが強えんだ。それをよ、俺がやるしかねえんだ。オイ、石井。あんな大勢の前で唾吐きかけられて顔面ブン殴られたら嫌でも火が点くだろ。タイチ、テメーももっとキレて来い」と王者組を挑発していた。