バレーボール女子日本代表の人気復活へ、主将の石川真佑(ノバラ)が手応えを見せた。

 世界選手権(タイ・バンコク)で日本は7日のブラジルとの3位決定戦で接戦の末に2―3で敗れ、2010年大会以来のメダルにはあと一歩届かなかった。8日、羽田空港に帰国した石川は「これまで一人ひとり頑張って勝つためにやってきた大会だった。最後に私の1本で負けてしまったのは悔しかったので、申し訳ないではないが、やっぱりこのチームでメダルを取りたかった」と大会を振り返った。

 主将の立場から「勝ち切る難しさ、簡単には勝てない、1本が決まらない大会だった。(新チームで)1年目だが、チームとして何が必要なのか、個人としてもどこを伸ばしていくべきなのかを感じられた大会だった」と語った。

 世界トップとの戦いを経て「トップのチームとの差はあると感じる場面も多いが、あと1歩のところで勝てなかったゲームが多い。自分たちの質、精度も高めていければ絶対に勝てるチームだと思うので、個人的には差を感じていない」と強気。3年後のロサンゼルス五輪に向けてまだまだ伸びしろは無限大だ。

 また、女子の世界選手権は男子代表の壮行試合と同時期の開催となった。7日は男女ともに地上波で中継され、いずれも盛り上がりを見せた。「女子バレーも面白いと言ってくれる人が増えた。『男子だけではなく女子も』というのはある。今回メダルは取れなかったが、また女子バレーに注目してもらえる一つの大会だった」と注目度の高まりも実感していた。