全てを出し尽くした。バレーボール女子の世界選手権(7日、タイ・バンコク)、3位決定戦が行われ、世界ランキング5位の日本は同2位のブラジルに2―3で敗戦。2010年大会以来、15年ぶりの表彰台を勝ち取ることはできなかった。
パリ五輪銅メダルの難敵に対し、日本が粘りを見せた。0―2で迎えた第3セット以降は石川真佑(ノバラ)、佐藤淑乃、和田由紀子(ともにNEC川崎)の3本柱を軸に得点を量産。和田が「立ち上がりからの修正と、最後まだ集中してどんな時も強気で攻めていた。まずはこの試合をもう一度心から楽しんでできればいいなと思った」と明かすように、新たな気持ちでコートに立ってブラジルを苦しめた。
運命の第5セットはジュースに持ち込んだが、あと1点が届かなかった。6日の準決勝でトルコに敗戦後は「もう一度、全員で声を掛け合って、絶対に(メダルを)取りに行くという共有があった」と各選手が気合を再注入。メダルは逃したものの「負けてはしまったが、最後は全員であそこまで持っていった試合。チーム全員の力だと思う」と感謝を口にした。
前哨戦のネーションズリーグに続いて4位。3年後のロサンゼルス五輪に向けては、多くの収穫もあった。「本当に長い期間タイにいて、チームとしてよくない時もあったが、また1つ強くなれたと思う。本当に1試合目からここまで楽しい試合だった」と振り返り「やっぱり1人では勝てないチーム。全員の力が合わさって世界で戦えるチーム。もっと世界で戦える技術をつけたい」とさらなる飛躍を誓った。












