米ロサンゼルスや近郊の高級住宅地でハリウッドスターの豪邸を狙った窃盗や不法侵入の被害が相次ぐ中、ビバリーヒルズにある米歌手ライオネル・リッチー(76)の自宅で強盗未遂事件が先週末、発生。米メディアによると、容疑者はほどなく逮捕された。

 米ニュースサイト「TMZ」などによると、事件が起きたのは22日早朝。当時リッチーは在宅中で、容疑者は敷地内に侵入しようとしたところ、ホームセキュリティシステムが作動したため、そのまま逃走したという。被害はなかった。

 通報を受けた警察は強盗目的の住居侵入容疑でマイケル・ジョン・ボンド容疑者(38)の身柄を確保した。

 ここ数か月だけでも、ロスを中心としてスターの自宅を狙った強盗事件が多発。セレブ住民にとって深刻な問題となっている。

 主なところでは、6月に来日中だったブラッド・ピットの自宅が空き巣被害に遭い、これまで4人が窃盗と住居侵入の疑いで逮捕されている。また、5月にはジェニファー・アニストンが在宅中、運転してきた車を自宅の門に衝突させ、敷地内に侵入した男が不法侵入などの容疑で逮捕された。

 米連邦捜査局(FBI)は、ロスで頻発する一連の事件を「窃盗ツーリズム」と呼び、関連があるとみられる南米からの窃盗集団を中心に摘発する方針を発表している。