米ペット保険会社「ネーションワイド・ペット・インシュアランス」が先日、第17回ハムボーン賞のファイナリストを発表した。〝最も珍しいペット保険請求〟に対して贈られる賞だ。ネット投票は12日まで実施され、結果は19日に発表される。

 ハムボーン賞は、ネーションワイドの保険に加入していた犬が冷蔵庫に閉じ込められ、発見されるまでの間にクリスマス用のハムを丸ごと食べて、骨だけをきれいに残してしまったことにちなんで名付けられた。その犬は低体温症を患った状態で発見された。

 ファイナリストは精鋭ぞろいだ。

 カリフォルニア州のベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアのジアは、暴れまわる牛から家族を守ろうとして、アゴを蹴られ、歯が抜けてしまった。

 テネシー州の雑種犬ウォッシュは、庭のセミを大量に食べ、食欲がなくなった。

 ニューヨークの猫セーラムは、イヤホンを飲み込んだ疑いがあったが、獣医師が2回診察しても謎は解明できていない。

 カリフォルニア州のヨークシャー・テリアのオジーは、飼い主が留守中にテレビのリモコンをかみ砕き、電池を飲み込んだ疑いがあったが、後にソファの下から電池が見つかった。

 バージニア州のブルドッグのマディは、原因不明の体調不良に陥り、骨のような物体を吐き出すようになった。有毒な化学物質が含まれているワニのはく製を食べたことが原因だった。

 ニュージャージー州のセントバーナードとグレートデーンのミックス犬ヘイゼルは、何日も庭の謎の穴をじっと見ていたところ、グラウンドホッグ(=マーモットの一種)にかまれた。

 テキサス州のグレート・デーンのフォックストロットは、七面鳥の脚を丸のみし、獣医師によって骨を取り除かれた。

 オハイオ州出身のラブラドール・ミックス犬のデュークは、ピーナツバターがついたスパチュラのヘッドを飲み込んでしまい、内視鏡検査を受けた。

 ニュージャージー州のゴールデンレトリバーのブーンは、バーベキューの熱々のチキンを飲み込み、骨を喉に詰まらせ、口の中をやけどした。

 イリノイ州のハバニーズ犬のベラは、花束を食べてしまい、胃を悪くした。

 ノミネートされたペットはすべて完治し、ペット保険から治療費の払い戻しを受けている。