元財務官僚で「NEWS ZERO」のメインキャスターを務めた大学教授の村尾信尚氏が24日、大阪・朝日放送の情報番組「newsおかえり」に出演し、参院選で表面化した民意を解説した。

 20日投開票された参院選の獲得議席は、自民党39議席、立憲民主党22議席、国民民主17議席、参政党14議席となった。

 今後の政局について聞かれた村尾氏は「(どこも過半数を取らなかった選挙結果は)日本では珍しいが、ヨーロッパでは極めてノーマルなんですよ」と指摘。

 今回の参院選の比例代表の政党別得票率は、自民党、国民民主、参政党、立憲民主党の上位4党で約60%になった。

 これに着目した村尾氏は「4党で6割弱なんです。民意はこの4党に『一回しっかり話をしてみろ』と、私はそう思いますよ」と分析した。

 続けて「(自民、国民、参政、立民の)4党連立が1番いいと思いますよ」と次のように持論を展開。

「手取りを増やすと言っている玉木(雄一郎・国民民主党代表)さんに財務大臣をやってもらう。財務省の役人とがっぷり四つになって、本当に財源があるのか、ないのか。そして日本人ファーストと言っている神谷(宗幣・参政党代表)さんには法務大臣をやってもらい、法務省の役人に戦後日本が作り上げてきた法体制をしっかり(神谷代表に)レクしてもらう」

 続けて「野党のみなさん、経験持ってないから、調子のいいこと言ってるわけですよ。そういう人をいつまでも外野においていたらダメなんですよ」と語った。

 最後に「今、日本は危機なんだから。彼ら(野党議員)を霞が関が取り込んで、彼らと一緒になって議論していかないと」と私見を示した。