大相撲名古屋場所11日目(23日、愛知・IGアリーナ)、新横綱大の里(25=二所ノ関)が関脇霧島(29=音羽山)を下して8勝目(3敗)を挙げた。

 大の里は土俵際まで追い詰められたが、上手ひねりで逆転勝ちを収めた。前日には幕内玉鷲(40=片男波)に3敗目を喫したが、この日は元大関の実力者を退けて勝ち越しを決めた。

 NHKでテレビ解説を務めた元大関の琴風浩一さん(68)は「霧島の突っ込みは良かったんですよ。今場所は突っ込める体になっていますから。だけど大の里も本当に良く残した」と説明。その上で「今場所、大の里はちょっと上体が高いですよ。(大の里の)この伸びた一枚の上手まわし。そこでいらないことをせずに、残しにいったのが良かったね。これ(上手ひねり)はもう狙ったというよりも、偶然出たという感じでしょうね」と指摘した。

 一進一退の攻防を繰り広げた取組に「お互いの気持ちが本当によく出ている相撲ですよね」と評していた。