WWEの〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが女子世界王座奪回へ向けて、大混乱に巻き込まれた。

 13日の女子限定PLE「エボリューション」の王座戦ではリア・リプリーを相手に名勝負を繰り広げていたが、MITB覇者のナオミにキャッシュイン(挑戦権行使)されベルトを奪われた。だが、前回ロウでは早々と真夏の祭典「サマースラム」(8月2、3日=同3、4日、ニュージャージー州イーストラザフォード)で新王者ナオミ、元王者リアと三つどもえの再戦が決まった。

イヨ・スカイ(左)と対面したカイリ・セイン(中)、アスカ(©AbemaTV, Inc.)
イヨ・スカイ(左)と対面したカイリ・セイン(中)、アスカ(©AbemaTV, Inc.)

 21日(同22日)のロウ(テキサス州ヒューストン)では、バックステージでカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)と対面。イヨは「カブキ・ウォリアーズが次のタッグ王者だよ!」と伝えると、カイリも「そしてイヨ・スカイも再び女子世界王者になるよ」と返した。ところがアスカから「イヨちゃん、サマースラムではお友達のリア・リプリー相手にバチバチやってきぃや」と、宿敵とリスペクトし合う微妙な関係をツッコまれ「友だちって…」と困惑の表情を隠せなかった。

 さらにここで「エボリューション」のバトルロイヤル戦を制し、PLE「クラッシュ・イン・パリ」(8月31日=同9月1日、フランス・パリ)での世界王座挑戦権を持つステファニー・バッケルが「イヨサン」と現れ、パリでの王座戦が実現したら決着をつけようと宣言された。イヨは「なるほど、わかった!」と、この日に一騎打ちを行うことを提案した。

 ステファニーも受諾して実現したシングル戦は序盤から熱闘に。一進一退の攻防からイヨはスプリングボードムーンサルト、ミサイルキック、ダブルフットスタンプの猛攻に出たが、ステファニーはイヨの頭を両脚で挟んでマットに10連打する得意の攻撃だ。観衆から「これぞ名勝負!」の大チャントが上がる中、イヨは必殺のムーンサルトプレスを狙ってコーナーに上がった。だが、ステファニーに雪崩式リバースブレーンバスターで叩きつけられて両者ダウンとなった。

 ここでステファニーに遺恨のあるパイパー・ニブンとアルバ・ファイアが乱入。さらに2人のボス、チェルシー・グリーンがステファニーを背後から襲うと、ゴングが鳴ってイヨの反則負けに…。イヨとステファニーは協力してチェルシー軍を撃退したが、今度は世界王者ナオミがイヨを背後から急襲して、ステファニーにぶち当てた。続けてイヨのマウントを取ってパンチを連打した。

乱入を迎撃したイヨ(右)、リア・リプリー(中)、ステファニー・バッケル(©AbemaTV, Inc.)
乱入を迎撃したイヨ(右)、リア・リプリー(中)、ステファニー・バッケル(©AbemaTV, Inc.)

 混乱のリング上で今度はリアが登場して、チェルシー軍とナオミを打ちのめした。リアの援護を受けたイヨはステファニーのソバットに続き、バズソーキックをチェルシーにぶち込んだ。とどめはリアがリップタイド葬。世界王座挑戦権を持つ3人が共闘してみせた。

 大混戦の続く女子世界王座戦線。サマースラムからパリ決戦まで、イヨにとっても激しい争いが続きそうだ。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。