角界の鉄人に新たな勲章が加わった。大相撲名古屋場所10日目(22日、愛知・IGアリーナ)、幕内玉鷲(40=片男波)が新横綱大の里(25=二所ノ関)を突き落として8勝目(2敗)。昭和以降最年長での金星獲得となった。

 取組後は「いい気持ちですね。最年長? それは分からなかった。勝ったので良かった。楽しむ気持ちでいきました。まだまだ頑張りたい」と笑顔を見せた。

客席から座布団が舞う中、頭を下げる大の里
客席から座布団が舞う中、頭を下げる大の里

 土俵下で審判長を務めた九重親方(元大関千代大海)は「(取組前から)玉鷲はすごくいい状態に見えた。水をつけているところから、すごく集中しているなと。体も負けていないし、玉鷲の方が強そうに見えた」指摘。その上で「大の里は右を差せなかった分、慌てて体任せに出て行った。玉鷲は立派。下で見ていてもグッとくるものがあった。本当にすごい」と評した。

 大の里は新横綱で3個目の金星配給。横綱初優勝に〝黄信号〟が点灯した。