20日投開票の参院選で、東京選挙区にみんなでつくる党から立候補した酒井智浩氏は落選確実となった。得票率2%以上が見込めずに同党は公選法上の政党要件を失うことになる。

 みんつく党は立花孝志氏が結党したNHK党が源流で、2年前に代表権を巡るお家騒動が勃発。立花氏側の訴えを退けた大津綾香党首の代表権が確定したものの11億円の負債を抱える中で、昨年には債権者申し立てによる破産手続きの開始が決定した。

 大津氏は立花氏側の和解交渉に応じることはなく、自力での党再建を表明していたが、参院選には酒井氏を擁立しただけで、比例代表での出馬を表明していた大津氏は直前で見送っていた。

 公選法が定める政党要件は国会議員5人以上か、直近の衆院選か参院選で2%以上の得票としている。政治資金規正法と政党助成法上の政党要件は3年後の参院選まで残るが、公選法上の政党要件を失うことで、選挙時に有利となる衆院選での比例重複立候補や政見放送の持ち込みなどはできなくなる。