森保ジャパンが8日、東アジアE―1選手権(韓国)の初戦となる香港戦(龍仁)で6―1と圧勝を飾った。新星たちが次々と活躍する中で、強烈な存在感を放ったのが、今大会で主将を務めるDF長友佑都(38=FC東京)だ。
この日の試合で長友は念願のベンチ入り。北中米W杯アジア最終予選では選出されながら、全10試合で全てベンチ外という異例の状況が続き、試合のメンバーに入るのは昨年3月の同2次予選北朝鮮戦以来、約1年4か月ぶりとなった。
出場となれば2022年カタールW杯以来だったが、残念ながら出番はなし。それでも、試合ではベンチから懸命に声を張り上げてイレブンを鼓舞。その〝奮闘〟ぶりを中継したフジテレビも、何度も映し出した。
監督ばりのリーダーシップで勝利に貢献した長友は「今まではもっと遠いところから見ていたので僕の声も届かなかったけど、ベンチからだとね、すごく声も届く。彼らを鼓舞することであったり、自分の経験なんか感じたことを彼らに伝えるということも、やっぱりベンチからできる」と熱弁。
「あと、やっぱり出ていない選手たちも含めて。まあマネジメントというか、そういったところも含めて自分の役割だとは思っているので」とプレー以外でも貢献する重要性を語った。
大量10人がA代表デビューする異例の試合。〝新人〟たちへのゲキも効果的だった。「あまりチームのためとか考えすぎることなく、自分が今Jリーグでやっているパフォーマンスを、自分の強みを出すことを集中してやってくれと。あと『お前ら若いからミスしても次があるんだ。貪欲にいけ!』ということは言った」。その言葉が、躍動した若手たちの後押しとなったことは間違いない。
それでも、選手としての矜持は決して忘れない。「今まで上で見ていたので、ベンチでも、より選手に近くなったなというところで、モチベーションがもう1個上がった。自分が出てやれるなという感触は、同じ目線からピッチに立つことでより一層自信が持てた」。W杯5大会連続出場の偉業へ、持ち前のギラギラ感は増すばかりだ。












