大相撲の元関脇豊ノ島(41)のユーチューブチャンネル「豊ノ島のお相撲ちゃん」に、幕内阿炎(31=錣山)が出演した。

 阿炎は動画の中で、先代師匠(元関脇寺尾)との思い出を問われると「相撲で褒められたこと、なかったんですよ。(大相撲中継の)解説でも取材でも、稽古場でも何でも、とにかく褒められたことがなかった」と切り出した。

 その上で「(2022年の)名古屋場所前に、足首が痛くなって。足を引きずりながら稽古場に行ったりとかしてたんですね。先代もそれを見ていて『大丈夫か? 休場するか?』みたいな。(自分は)『いや、出ます。場所が終わったらすぐ手術します』と言って。(先代師匠から)『じゃあ、もう痛い格好はすんなよ』と言われて、15日間、一切、痛い格好せずに終わらせたんですよ」と当時を振り返る。

 続けて「そしたら、千秋楽に(先代師匠から)すごく褒められたんですよ。千秋楽の解説で褒めらて、僕の中で本当にうれしくて。千秋楽パーティーでも、それを言ってくれて。危なかったです。もう涙が出そうになって。泣かなかった? パーティー会場で人前で泣くことはできないので。それも先代の教えなので。泣くなって言われてたし、痛い格好すんなもそうですし」と師弟のエピソードを明かした。

 さらに阿炎は「その時の先代のうれしそうな顔は、今でも…」と、しみじみと振り返っていた。