大相撲の錣山親方(元関脇寺尾)の通夜が22日、東京・江東区の部屋でしめやかに営まれた。錣山親方は17日に「うっ血性心不全」のため60歳で死去。この日は同じ一門の芝田山親方(元横綱大乃国)、旧井筒部屋で弟弟子だった鶴竜親方(元横綱)、昭和38年(1963年)生まれの「花のサンパチ組」として同時代に活躍したタレントの小錦(元大関)ら約800人が参列し、故人をいたんだ。

 鶴竜親方は「寂しいのと、悲しいのもありますし。早すぎます」と沈痛な面持ち。「僕は親方の最後の後輩。兄貴分でもあったし、自分の中では〝もう一人の師匠〟と思っていた存在。体調が急変して(17日の)朝、病院に行った時には意識はなくなったんですけど、何度か声かけした。どんな時でも僕のことを心配してくれた。現役中も頑張った時、ケガして休んだ時もいつも声をかけてくれて。電話やメールで励ましてくれた。常にもう一人の師匠のように僕を気にかけてくれた。先代(元関脇逆鉾)によろしくお願いしますという意味で黙とうしました」と目に涙を浮かべ、故人との別れを惜しんでいた。