17日に60歳で亡くなった大相撲の元関脇寺尾・錣山親方の弟子で、元十両彩(いろどり)の松本豊さん(31)が師匠との思い出を語った。
松本さんは、初土俵から12年かけて2019年夏場所で十両に昇進。22年の夏場所で引退した。19日には都内の錣山部屋を訪れ、報道陣の取材に応じた。「偉大な師匠、オヤジを失った気持ち。本当にオヤジだと思っていたので」と声を絞り出した。
現役時代について「元気がないと、すごく怒られた。いつもの生活でもそうだけど、相撲を取り終わった後に落ち込んでいると『元気出せよ』と。『一生懸命やれ、諦めるな』といつも言われていた」と振り返った。
現在、松本さんは都内の焼き肉店に勤務。引退を決意した時には、錣山親方から「何事も与えられたことを一生懸命、真面目に取り組めば、絶対にどこかで誰かが評価してくれる。一生懸命、頑張れ」との言葉を受けた。
また、19年春場所で新十両に昇進を決めた際には、プレゼントをもらった。「寺尾と刺しゅうの入った帯をもらった。今は部屋のタンスで眠っているけど、もったいないので部屋の後輩に渡そうかな」と譲渡の考えを明かした。












