レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)3日目(21日、東京体育館)、パリ五輪レスリング男子フリー65キロ級王者の清岡幸大郎(24=カクシングループ)が安定した強さを見せ、決勝進出を決めた。

 五輪王者として臨む立場でも、気負いはなかった。2回戦は秋山拓未(自衛隊)に9―3、準決勝は西内悠人(日体大)に8―1で快勝。清岡は「チャレンジャーの気持ちで臨んだので、あまりプレッシャーは感じなかった」と2試合を振り返った。

 今大会は世界選手権(9月、クロアチア)の選考も兼ねており「これまでずっとチャンピオンで居続けた選手ではないので、本物のチャンピオンであると言わせたい」と世界王者にも意欲。〝目立ちたがり屋〟を自認する男は「選手数も多く出ている世界選手権のほうが、より多くの人に見てもらえる」と目を輝かせた。

 22日の決勝は、同じ日体大出身の田南部魁星(22=ミキハウス)と激突する。